働かなくても収入が入る、権利収入とは?メリット・デメリットを徹底解説

収入には労働収入と権利収入の2つがあり、肉体的な実労働によって得られる収入を労働収入、実労働を行わなくても収入が得られるものを権利収入と言います。
同じ労働でも大きく異なりますが、働かなくても収入が得られる労働収入を魅力的に感じる方は多いでしょう。
今回は、実際に権利収入と呼ばれるものはどのような種類があるのか、権利収入を得るために必要なこと、またメリットやデメリットについてもご紹介します。
権利収入について知りたい方はぜひ参考にしてみましょう。

権利収入とは?

働かなくても収入が入ること

権利収入とは、実労働を行わなくても収入が得られることであり、一度権利を取得すると実労働を伴わなくても権利によって収入が発生します。
権利収入には主に4つの種類があります。

・アパートやビル、マンションや駐車場など所有権によって得られる収入
・融資や債券、株式や預貯金の利息などで得られる金融資産の収入
・特許や著作権、商標など知的財産権による収入
・代理店契約による収入

実労働を伴わなくても収入が得られるため、病気や事故に遭った場合や年齢により働きにくくなった場合でも、権利収入があれば利益が発生する仕組みです。

労働収入との大きな違い

労働収入は、実際の労働に対価という形で収入を得る仕組みになっています。
日本では主に労働収入で生活している方が多く、働き続けなければ収入が得られないことが特徴です。
しかし1日は24時間しかなく、また働く時間に限らず年齢や体力にも限界があり、一生労働収入に頼っていくには限界があります。
労働収入に対して権利収入は、自分自身の労働に関わらず持っている権利によって収入が得られる仕組みとなるため、何もしなくても収入が発生します。
働いた時間や成果によって得られる労働収入は、時間をお金に換えているため限界が訪れると収入がなくなってしまうでしょう。
労働収入に対して権利収入は、実労働時間も労働による成果も関係ないため、自由な時間を持ちながら収入が得られるのが大きな違いになります。

権利収入に分類される稼ぎ方

不動産投資

持続的に権利収入が得られやすい不動産投資は、安定した権利収入として始める方も多くいます。
簡単なイメージとしては、アパートの大家さんという立場になって自分が所有しているアパートやマンションを他人に貸出し、家賃収入を権利収入として得るという方法です。
不動産投資の種類としては一棟アパートやマンション、駐車場やコインランドリー、倉庫やビルなども不動産投資の対象となります。
一度に得られる収入は少ないかもしれませんが、安定した収入が得られるためサラリーマンや主婦でも不動産投資を始める方が増えています。

株式・FX・先物投資

株式とは、企業が活動を行うために必要な資金を出資してくれた人に株を発行し、株の取得によって受取人は株主となります。
株式会社の所有者となって配当金を受け取ったり、権利が与えられたりするため、株式でも条件によっては配当金が権利収入となるでしょう。
FXは日本円を海外の通貨に換える取引方法ですが、通貨の価値はタイミングによって変化し続けています。
価格変動によって収入が得られるのが目的のFXでは、少ない金額でも自動売買などを利用すると権利収入が得られるでしょう。
先物投資とは売買価格を設定してから契約し、将来価値が値上がりするか値下がりするかを見極める投資方法です。
少額から始められるだけでなく、銘柄を選ぶこともないので証券会社に任せれば労働しなくても権利収入を得られることが特徴です。

役員報酬

役員報酬とは、企業経営において重要なポジションについている役職によって得られる報酬です。
全ての株式会社に必要な取締役、取締役会などで決められた業務を実行する執行役、取締役の職務の内容や会計を監査する監査役などがあり、役によって報酬の内容が決められています。
会社で働く際に支払われる給与とは異なり、担う職務内容などによって会社から報酬が支払われるのです。
役員報酬と給与を同時に受け取ることはなく、毎月同じ金額が受け取れるため、権利によって得られる収入に分類されます。

書籍・作詞・作曲などによる印税

印税とは書籍などの出版物や楽曲の作詞や作曲など、著作物の作者に対して支払われる対価を印税と言います。
書籍の場合、発行部数に応じて発生する場合と実際に売れた部数に対して発生するパターンがあり、契約内容によって異なりますがどちらの場合でも権利収入を得ることは可能です。
また、楽曲の印税は作詞者と作曲者が印税を受け取ることができますが、歌った側も契約によってアーティスト印税の受け取りができます。
どちらの場合も権利収入として、継続的な収入が得られるでしょう。

ネットワークビジネス

口コミによって商品を広めていくネットワークビジネスは、マルチ・レベル・マーケティング(MLM)という手法で購入者を販売員として進めていき、ピラミッドのような構成で展開していく方法です。
ネズミ講と間違われやすいのですが異なる手法であり、在宅やサイドビジネスとして始める方も少なくありません。
一定のネットワークが出来上がると、安定した権利収入を得られるようになります。

アフィリエイト

アフィリエイトは、提携する・関係するという意味を持ち、成功型報酬広告と呼ばれています。
自分自身が広告塔となり、販売やアピールに成功した場合に成功報酬が受け取れる仕組みになっていることが特徴です。
個人で在庫を抱えることなく、定期的にネットやブログなどで商品の宣伝を行い、訪問者が商品の購入をしてくれると収入になります。
近年においてポピュラーな権利収入の1つです。

権利収入によって得られるメリット・デメリット

権利収入のメリット

本業のように1日に多くの時間を費やすことなく、普段の労働と異なる形で収入が得られる権利収入は、継続的に活動を行わなくても安定した収入が得られます。
しかし、収入を安定させるには事前に仕組み作りや準備が必要になりますが、安定したらそのままでも一定の収入が得られることが特徴です。
そのため、労働収入に比べて病気や怪我で働けなくなった場合や職を失った場合でも収入が発生するため、権利収入が少しでもあることで不安を排除できるでしょう。
積み重ねによって権利収入をアップさせることも可能です。

権利収入のデメリット

メリットが多くある権利収入ですが、何もしなくても収入が発生することはありません。
不動産の場合は自分で場所を選び、物件として成立するものを構築していく手間がかかります。
投資に関しても事前のシステム構築に大幅な時間やアイデアをつぎ込み、成果によって権利収入が得られるのです。
システムに関しては、著作権や商標権についても同様になります。
自分の作ったものに関して評価され、評価を継続させることで収入が発生しているため、何もしないで収入を得ていることとは違います。
また、権利収入ならではのリスクもあり、権利を持っているからといって収入につながる保証がないことを覚えておきましょう。

まとめ

権利収入は、労働収入に比べて多くの時間をかけずにシステムや事前準備を行うことで、安定した収入が得られる点が特徴です。
万が一の事態が起こっても収入が安定だけでなく、選び方によっては誰もが始めやすいものもあります。
しかし権利収入という言葉を聞いて、とても得をしているように感じる方もいるでしょう。
“権利”を得るためには努力やアイデアが必要になる場合もあり、労働に比べて苦しい部分も存在します。
様々なことが認められるようになった世の中で、新しいものを生み出す力は難しく、才能を形にしたからこそ得られるのも権利収入だということを知っておきましょう。