「成功哲学」を提唱したナポレオン・ヒルとは?経歴や考え方から人物像を分析

皆さんはナポレオン・ヒルという人物をご存知でしょうか?今回は「成功哲学」を提唱するナポレオン・ヒルについて、経歴や人物像を分析していきます。

「成功哲学」の法則に触れながら、書籍『思考は現実化する』や『悪魔を出し抜け!』なども取り上げてナポレオン・ヒルの人物像に迫っていきます。

ナポレオン・ヒルが提唱する「成功哲学」を人生に活かすなら、ナポレオン・ヒルの経歴や人物像、考え方を知る必要があります。

特に初めてナポレオン・ヒルに興味を抱いた人なら、「成功哲学」とは何か、どんな法則なのか気になるでしょう。
そこで、今回の記事では、

・ナポレオン・ヒルとはどんな人物なのか
・「成功哲学」の法則を知りたい
・ナポレオン・ヒルの書籍があれば知りたい

という人に向けて、「成功哲学」を提唱したナポレオン・ヒルについて詳しくお伝えします。

ナポレオン・ヒルとはどんな人物?

ナポレオン・ヒルの経歴

ナポレオン・ヒルはアメリカの記者で講演活動なども行った人物であり、記者時代にアンドリュー・カーネギーに出会ってから世界的に有名な成功哲学プログラムを開発した博士でもあります。

9歳で実母を亡くしたナポレオン・ヒルは、継母のすすめで新聞記者を目指し、駆け出しの記者だった25歳の時に世界の鋼鉄王アンドリュー・カーネギーと出会いました。

記者という立場で大富豪のアンドリュー・カーネギーがどのように成功したかを取材し、成功法則を体系化して世に広めています。

20年の歳月をかけ1928年に完成させた成功プログラムが「ナポレオン・ヒル・プログラム」です。

多くのアメリカンドリームは、「ナポレオン・ヒル・プログラム」により生み出されたと言われ、ヒル博士は熱狂的な支持を集めました。

ウッドロー・ウィルスン大統領はヒル博士を広報担当の補佐官として迎え、フランクリン・ルーズベルト大統領は顧問官としてヒル博士を重用するなど、アメリカ政府の中枢でもナポレオン・ヒルは活躍しました。

ナポレオン・ヒル財団設立後の1970年にこの世を去り、財団はWクレメント・ストーンが後継者として活動を続けています。

アンドリュー・カーネギーとの関係性

ナポレオン・ヒルが完成させた成功プログラムは、アンドリュー・カーネギーの要請で行った大規模な調査から生み出されました。

スコットランド出身のアメリカの実業家であるアンドリュー・カーネギーは、カーネギー鉄鋼会社を創業して「鋼鉄王」と呼ばれるほどの成功を収めた史上2番目の富豪として知られています。

若かりし頃のナポレオン・ヒルは、富豪アンドリュー・カーネギーの元へ記者として取材に向かいました。

駆け出しの記者だったナポレオン・ヒルは、アンドリュー・カーネギーの自宅に招かれて三日三晩に渡り成功の秘訣を教えてもらったと言われています。

その後はアンドリュー・カーネギーの尽力により、アメリカ国内の各界で知られる成功者500名の協力を得ながら、誰もが活用できる成功哲学の体系化を成功させました。

そもそも、大富豪だったアンドリュー・カーネギーは、頂点に上り詰めた後は財団や教育基金、公共図書館の設立など富を社会に還元した人物で、自らの「成功」という富を多くの人に分け与えたいと望んでいたそうです。

成功者に共通する法則、失敗者に共通する法則を体系化したいと考えていた70歳を過ぎたカーネギーにとって、若いナポレオン・ヒルは成功哲学のプログラム化にうってつけの人物だったと言って良いでしょう。

PMA・HSS・SDPなどの成功哲学を習得するためのプログラムの全てが、アンドリュー・カーネギーとナポレオン・ヒルの出会いから始まり、今なお多くの成功者を生み出しています。

提唱する成功哲学とは?

成功哲学とは何?

ナポレオン・ヒルが20年の歳月をかけて完成させた「成功哲学」とは、そもそもどのようなものかが気になる人は多いでしょう。

成功哲学とは、時代を超えて支持される成功者のノウハウであり、実践によって成功に至る黄金律です。

「人生はその人が常に考えている通りになる」とナポレオン・ヒルは述べ、願いを叶えて、成功を手に入れるためのノウハウを17のゴールデンルールとして紹介しています。

成功哲学の法則

ナポレオン・ヒルの成功哲学の法則、17のゴールデンルールを確認しましょう。

①明確な目標設定
②マスターマインド
③揺るぎない信念
④プラスアルファの努力
⑤優れたパーソナリティ
⑥パーソナル・イニシアティヴ
⑦PMA(積極的な心構え)
⑧熱意
⑨セルフ・コントロール
⑩的確な思考の力
⑪集中力の偉大な力
⑫チームワーク
⑬逆境と挫折からの利益
⑭クリエイティブ・ビジョン
⑮ヘルス・マネジメント
⑯資金と時間の活用
⑰習慣形成とその活用

成功へ向けての法則は、17のゴールデンルールで明確に示され、プログラムでそれぞれについて詳しく解説されています。

あくまでも成功のきっかけを与える法則である

ナポレオン・ヒルの成功哲学は、成功を信じ切れていない人に成功へのきっかけを与えてくれるプログラムです。

実は、誰でも物質的な豊かさ、精神的な豊かさを手に入れて、自分らしい自分になることができます。

本当の幸せを手に入れることを阻んでいるのは何かに気付きたい人に、成功のきっかけを与えてくれる法則がナポレオン・ヒルの成功哲学と言えるでしょう。

ナポレオン・ヒルが書いたおすすめ書籍

成功哲学

1967年に刊行され今なお読み継がれている代表的なロングセラー本で、ナポレオン・ヒルがアンドリュー・カーネギーの要請により成功の秘訣・原理原則を体系化した成功プログラムのガイダンス的な本です。

「強く、強く、強く信じよ」や「この世には、恐れるものなど何もない」などの成功への名言が散りばめられています。

500人以上の富豪・成功者たちへのインタビューを行い、成功の秘訣を調べ上げることで、ナポレオン・ヒルは「成功は心持ち次第で手に入る」と言うことを本書で伝えようとしたと言えるでしょう。

自分の心を知り、自分をコントロールすれば才能が発揮できること、自分で選択して自分のスタイルで人生を生きることなど、普遍性のある時代を超えた自己啓発書として愛されている本です。

思考は現実化する

1937年に刊行された本書は、世界中で1億部以上を売り上げる自己啓発の古典で、成功哲学ブームの火付け役的な本と言えるでしょう。

本書では、アンドリュー・カーネギーが見込んだ500名の成功者に対して、20年間に渡る追跡調査を行い、成功者に共通する「考え方」「行動」を分析しています。

そもそも成功とは何か、目標を実現化するための方法、モチベーションの保ち方などを知りたい人は必読の1冊です。

悪魔を出し抜け!

ショッキングなタイトルの本書には、ナポレオン・ヒルが1938年にまとめたものの、様々な事情で出版に至らなかった経緯があります。

成功者の共通点を示した『思考は現実化する』に対して、本書は失敗者の共通思考を取り上げました。

悪魔との対話という変わった構成の本書では、流される習慣がある人や子供を甘やかす人など、2万5000人に及ぶ失敗者の思考が紹介されています。

もやもやとした不安、漠然とした恐怖を抱きがちな人こそ、本書を読んで悪魔を出し抜き、恐れずに自分の道を歩んでいきましょう。

まとめ

今回はナポレオン・ヒルの人物像や功績、おすすめの書籍などをご紹介してきました。

彼は成功のチャンスは誰にもあり、チャンスをつかみ自分のものにできた人が成功を収められると語っています。

書籍を読んでみると成功者の体験を真似できたり、逆に失敗した人の経験を反面教師にしたりすることができます。

ぜひ、ナポレオン・ヒルの成功哲学を書籍などから学び、現代社会で安定した富を手にできるよう努力してみましょう。