ミラーリング心理で親密度アップ!ビジネスでの活用法とポイントとは?

ビジネスシーンに心理学を用いることで営業や商談がうまくいく可能性は十分にあります。
中でも『ミラーリング心理』は恋愛テクニックの1つとしても知られ、心理学が詳しくない人でも雑誌やテレビなどのメディアで名前だけは聞いたことがある人も多いでしょう。
商談相手や顧客との関係を良好なものにするためにも有効な手段になるので、今回はミラーリング心理について詳しくご紹介していきます。
ビジネスでの活用法も解説していくので、営業や商談での成績を伸ばしたい場合はぜひ参考にしてみてください。

良い関係を築けるミラーリング心理とは?

相手と同化するミラーリング心理

同調効果や姿勢反響とも言われるミラーリング心理は、好意を抱いている相手と同じ仕草や表情を無意識にすることや自分と同じ仕草や表情をしている人物に対して好意を抱く心理を指します。
自分と相手が似ていると思わせることで、近い存在だと思わせることができ親近感が沸いてくるのです。
好意や尊敬、憧れの想いが強いほど同化したいと感じ、好意を抱く相手のような人間になりたいと感じられます。

無意識の中で行われている

ミラーリングは無意識の中で行われています。
中にはわざとミラーリングをして相手に好意を伝えようとする人もいますが、気が付かないうちにミラーリングをする人は多いです。
相手は自分と同じ行動をされるため、不快に感じる場合もあります。
指摘されることで気付くこともありますが、無意識でしているとなると責められることでショックを受ける可能性が高いです。
もし、話している相手が無意識にミラーリングをしている場合は、いきなり責めずに様子を見て我慢できる場合は我慢しましょう。

相手を理解したい気持ちや好意を持っている表れ

上記でも解説したように、好意を持っているほどミラーリング心理が働きます。
好きな相手のことは誰もが理解したいと思うはずです。
相手と同じような行動をとることで相手のことを理解しようとし、ミラーリングを行います。
共通点があるほど嬉しくなり、さらに真似をしたくなるのでしょう。
好きな食べ物がわかれば相手と同じように好きだと言い、好きなキャラクターがいれば相手と同じように好きなキャラクターを身に付けていきます。
食べ物や趣味を真似て、少しでも相手のことを知りたいと思う気持ちがミラーリングで表れるのでしょう。

上手く活用すれば良好な人間関係を作れる

ミラーリングを活用することで良好な関係を築くことも可能です。
ミラーリングを行うためには、相手のことを観察し理解することが重要となります。
行動パターンを把握することで、ミラーリングがしやすくなるでしょう。
ミラーリングをされた相手は、同じような行動をする自分に対して親近感が沸き、親しくなりたいと思うはずです。
距離を縮めることに役立つミラーリング心理を有効に活用して人間関係を作る際に役立ててみましょう。

ミラーリング心理をビジネスで活用する方法

営業テクニックに取り入れる

営業でミラーリング心理を活用することで成効につなげることができます。
親身になって話を聞いてくれる相手であれば、口コミでの評判も良くなり、仕事に良い影響を与えるでしょう。
例えば、取引先の人が困っていたら同じように悩みます。
一緒になって解決策を見出すことで、結果が出た時には喜びを分かち合え、仲間意識が高まるでしょう。
ビジネスパートナーとして信頼できる相手なので、付き合いが長くなることも考えられます。

メール返信に取り入れる

対面だけでなく、メールでもミラーリング心理を活用することは可能です。
メールは、相手の文体に合わせることが大切です。
くだけた文章でメールを送ってくる相手には、同じようにくだけた文章を送ることで距離感を縮めることができます。
事務的な文章であれば、同じように事務的な文章で返すことで不快感を与えることなく付き合っていけるでしょう。
改行や句読点も似せることで、より距離を縮めることができます。
対面以外でもミラーリング心理は活用できるので、メールだけではなく手紙や電話でも使える技として覚えておきましょう。

営業でミラーリング心理を取り入れるポイント

声のトーンを合わせる

営業では相手の声のトーンに合わせることが有効です。
同じトーンで話をすることで、相手に似ているということを感じてもらうことができます。
落ち着いたトーンで話をする人には、同じように落ち着いたトーンで話をしてみましょう。
テンションの高い相手には同じようにテンション高く接し、距離感を縮めていきます。
悩んでいる時に営業トークを続ける相手では、合わないと感じて不快な気分にさせる可能性もあるので注意が必要です。
トーンの調整ができることで、相手との温度差をなくすことができ、話しやすい相手だと感じてもらえれば営業成績の向上にもつながります。

適度に相手の言葉をオウム返しする

オウム返しを適度に使うことも有効です。
オウム返しとは、相手の言葉を繰り返すことを言います。
「新しい事業を始めようと考えています」と言われたときに「そうなんですね」と言うだけではなく、「そうなんですね、新しい事業を検討しているんですね」と返すことで、話を聞いてくれている安心感を相手に与えることができます。
きちんと話を聞いていることをアピールするために相槌を多くする人もいますが、話の途中で相槌を打っていれば話を聞いていないのではないかと不信感を抱かれてしまうでしょう。
話を最後まで聞き、オウム返しを使うことが重要です。

姿勢や動作を真似する

一番手軽なミラーリング心理は、相手の行動を真似ることです。
相手が笑顔になったタイミングで自分も笑顔になり、難しい顔をしていれば同じように難しい顔をするだけでもミラーリング心理となります。
腕を組んだ時には自分も腕を組み、顎を触った時には同じように顎を触ります。
あまりに同じ動作を繰り返していると、変に思われる可能性もあるので注意が必要です。
ミラーリング心理を行う動作は様々なタイミングで隠れているので、実行しやすいでしょう。

露骨にミラーリングを使い過ぎないこと

様々なビジネスシーンに活かせるミラーリング心理ですが、露骨に使い過ぎないことが大切です。
早い段階で親近感を持ってもらおうと焦るあまり、相手の全ての動きを真似てしまうと警戒心や不信感を抱かれてしまいます。
一度不信感を抱かれると、不信感を取り除くには時間が掛かります。
焦る必要はないので、少しずつミラーリング心理を実行していくよう心掛けましょう。
また、営業相手が同じように営業を熟知した相手の場合、ミラーリング心理を知っている可能性もあります。
相手にミラーリングをしていくことで、「ミラーリングをしているんだな」とバレてしまうのでマイナスのイメージを持たれてしまうかもしれません。
マイナスのイメージを持たれたままででは、営業で成功を収めることができないため、上記の点に気を付けて営業をしていくことが大切でしょう。

まとめ

心理学の一種・ミラーリング心理は、ビジネスに活用することで親密度をアップさせることに役立ちます。
有効的に活用するためにも、上記で紹介したミラーリング心理を取り入れるポイントを大いに活用してみてください。
上手く活用することで良好な人間関係を築くことができるため、使いすぎ・やりすぎに気を付けながらミラーリングテクニックを活用していきましょう。