商品の購入やサービスへの申し込み、お問い合わせの獲得など、コンバージョンを達成するのに効果を発揮してくれるランディングページ。
ランディングページはウェブから集客をおこなった際のコンバージョンを獲得するページとして欠かすことのできないページなので、凝ったものを用意したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、ランディングページをイチから制作するとなるとかなりの時間を消費することになります。
ビジネスにおいてスピード感はとても重要な要素なので、いくら成果を出すためとは言え、ランディングページの制作に時間をかけ過ぎてしまうのはあまりおすすめしません。
そこで、スピード感を持ってランディングページをリリースしたいという方におすすめなのが、テンプレートを使ったランディングページ制作です。
この記事では、テンプレートを使ったランディングページ制作について詳しくお伝えてしていきます。
これからランディングページを制作していきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
テンプレートを用いてランディングページを作るメリット

冒頭で、ランディングページを制作するのであればテンプレートを使用して制作するべきだと解説してきましたが、テンプレートを使ってランディングページを制作するのには大きなメリットが2つ存在します。
テンプレートを使ってランディングページを制作する2つのメリットについてみていきましょう。
1. デザインや構成を考える手間がかからない
テンプレートを使ってランディングページを制作するメリットの一つ目が、冒頭でもお伝えしたスピード感をもってランディングページの制作にあたれるというものです。
通常ランディングページを制作する際、デザインを考え、HTMLなどを使ってページを構築していきます。
しかし、それだとどうしてもランディングページの制作からリリースまでに時間がかかってしまいがちです。
一方テンプレートを活用してランディングページの制作する場合だと、デザインができあがっているので、あとはテキストを画像を配置していくだけです。
そのため、スピード感を持ってランディングページ制作ができるようになります。
2. 成果が出やすい
ランディングページの成果の発生率は、デザインに大きく左右されます。
コピーライティングがズバ抜けて上手い場合は別ですが、ある程度デザインが整っていないとユーザーに不信感をあたえてしまう可能性があるからです。
一方、テンプレートを活用してランディングページを制作する場合、この課題を簡単にクリアすることができるようになります。
といのも、ランディングページのテンプレートはデザインが整っているからです。
デザインが整ったテンプレートを使用することで、少なくともユーザーに不信感をあたえないようなランディングページを用意することができるようになるので、ユーザーが不審感を抱くことがありません。
そのため、ある程度成果の出やすいランディングページを用意することができるようになるというわけです。
ランディングページ用のテンプレートを選ぶときに注目するべきポイント
テンプレートを使ってランディングページを制作することで得られるメリットについて解説してきましたが、これら2つのメリットを得るためには、最低限の条件を満たしたテンプレートを選ぶ必要があります。
ここからは、ランディングページ用のテンプレートを選ぶときに注目したい3つのポイントについてみていきましょう。
1. レスポンシブ対応のものを選ぶ
ランディングページ用のテンプレートを選ぶ場合、必ずレスポンシブ対応のものを選ぶようにしてください。
レスポンシブ対応とは、PC、スマホ、タブレットなど、ウェブページを閲覧する端末の画面サイズに合わせてページのデザインが自動で切り替わるようなデザインのサイトのことを指します。
よくあるのが、PC用のページしか用意しておらず、スマホやタブレットで見たときに文字が小さくてズームしないと読めないといったものですが、このようなランディングページは離脱率が高くなるため、コンバージョンの獲得率が低くなってしまいがちです。
スマホやタブレットが普及してきた現代においてレスポンシブ対応ができているというのは必須とも言えるポイントの一つになるので、レスポンシブ対応できているテンプレートを選ぶようにしましょう。
2. デザインがごちゃごちゃし過ぎていないものを選ぶ
ランディングページ用のテンプレートを選ぶ際に意識するべき2つ目のポイントが、すっきりしたデザインかどうかです。
凝ったデザインのテンプレートを選ぶのは悪いことではありませんが、デザインがごちゃごちゃし過ぎているとユーザーは疲れてしまいます。
また、どこが最も注目するべきポイントなのか分かりづらくなってしまうのもよくありません。
そのため、ある程度スッキリとしたデザインのテンプレートを選ぶべきだと言えるわけです。
勘違いされてしまいがちですが、デザインはアートではありません。
あくまでユーザーに伝えたいことをしっかりと伝えるための手段だと言うことを忘れないようにしましょう。
3. 表示速度の早いものを選ぶ
ランディングページ用のテンプレートを選ぶ際に意識するべきポイントの3つ目が、ページの表示速度です。
最近はどのサイトも基本的に表示されるのが早くなってきています。
そのため、ユーザーは表示速度の遅いページに嫌悪感を抱いてしまいがちです。
どれだけ良い商品を売っていても、どれだけ良いサービスを展開していても、ページの表示速度が遅いと全てのコンテンツが表示される前にユーザーに離脱されてしまうので、その良さを伝えることができません。
そのため、できるだけ早く表示されるテンプレートを選ぶことがとても重要なポイントになってきます。
おすすめのランディングページ用テンプレート5選
ここからは、上記の条件にマッチするようなおすすめのランディングページ用のテンプレートをいくつか紹介していきたいと思います。
どれもしっかりと成果をあげることができるようなものばかりなので、ぜひ活用してみてください。
1. Avana

Avanaはシンプルで見やすいランディングページ用のテンプレートです。
シンプルで見やすいため、ユーザーに本当に必要な情報だけを提供することができるようになります。
ダウンロードページ:https://themewagon.com/themes/avana-free-responsive-bootstrap-agency-template/
2. Valet

爽やかな配色が美しいランディングページ用のテンプレートです。
非常に視認性の高いテンプレートで、レスポンシブ対応もバッチリです。
ダウンロードページ:https://freehtml5.co/valet-free-html5-bootstrap-template/
3. Agency

洗練されたイメージをあたえてくれるデザインのランディングページ用テンプレートです。
ファッションアイテムやデザイン雑貨などを販売する場合に効果を発揮しれくれそうなタイプのテンプレートになっています。
ダウンロードページ:https://startbootstrap.com/themes/agency/
4. Ranger

アプリケーションを紹介するのに最適なランディングページ用のテンプレート、「Ranger」。
項目ごとに背景の色が分かれていて、ユーザーがすんなりと読み進めていけるようなデザインと配色になっています。
ダウンロードページ:https://demos.freehtml5.co/ranger/
5. Landing Page

よりシンプルなランディングページを求める方におすすめしたいデザインのランディングページ用テンプレート、「Landing Page」。
最低限の要素だけが配置されたテンプレートなので、よりスピード感を持ってリリースしていきたいときに活用してほしいテンプレートです。
ダウンロードページ:https://startbootstrap.com/themes/landing-page/
まとめ
今回紹介してきたように、ランディングページを作る際にはテンプレートを使い、スピード感を持って取り組んでいくべきです。
ランディングページは一度作って終わりではありません。
アナリティクスツールなどを使ってユーザーの反応を分析し、常に改善していくタイプのページです。
そのため、まずはスピード感を持って早めにリリースしていくことがとても重要になってきます。
ですので、デザインに凝りたくなる気持ちもわからなくはないのですが、そこはグッとこらえて、テンプレートを活用し、スピード感を持って取り組んでいくようにしましょう。