神田昌典氏は、2000年くらいから経営者の間で熱狂的な人気を誇った人物です。
ただ人気があるだけではなく、2万人もの経営者をクライアントとして抱えているカリスマ経営コンサルタントでもあります。
しかし、次第にスピリチュアルや占い、英語学習法、ノート術など様々な書籍を執筆するようになったため、専門分野が何か分からないという方も多いでしょう。
今回は、神田昌典氏がどのような人物なのかをご紹介しながら、おすすめ書籍もご紹介していきます。
目次
神田昌典氏とは?

神田昌典氏の経歴
神田昌典氏は、アルマ・クリエイション株式会社の代表取締役と一般社団法人リードフォーアクションの代表理事を務めている人物です。
上智大学を卒業後、ニューヨーク経済大学修士課程、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士課程を修了しています。
経営コンサルタントとして活動として独立したのは1998年で、コンサルティング業界に革新を起こした顧客獲得実践会(現・次世代マーケティング実践協会)を創設しました。
また同年に、作家デビューも果たしています。
実用書ブームを切り開いた人物でもあるため、様々な分野で革新を巻き起こしている人物だと言えるでしょう。
作家としての実績は、2012年のアマゾン年間ビジネス書売上ランキング第1位があり、2018年には国際的なマーケティング賞として知られているECHO賞の国際審査員に選出されたことなどが挙げられます。
さらに、特定非営利活動法人KNOWSの理事を務めていることから、教育業界でも活躍している人物です。
数々の賞を受賞
神田昌典氏は、これまでに数々の賞を受賞してきました。
『GQ JAPAN』(2007年11月号)では、”日本のトップマーケター”の1人に選ばれています。
経歴でもご紹介したように、2012年にはアマゾン年間ビジネス書売上ランキング第1位という実績を残しているのです。
また、ECHO賞の国際審査員に選出されたことも大きな功績だと言えるでしょう。
それだけではなく、アメリカの企業研修に招聘されて開催されたセミナーではスタンディングオベーションが続くほど絶賛されました。
神田昌典氏が生み出した「PASONAの法則」

多くの実績を残してきた神田昌典氏は、「PASONAの法則」の生みの親でもあります。
続いては、「PASONAの法則」とは一体何なのかご紹介していきましょう。
「PASONAの法則」は、Problem(問題点の搾り出し)、Agitation(問題を提示してあおる)、Solution(解決策を策定)、Nallow Down(実行の必要性・理由を提示)、Action(具体的な行動を起こさせるように導く)という英単語の頭文字を取ったものです。
セールスレターやマーケティングに活用できる法則で、消費行動をスムーズに促す効果が期待できます。
様々な業界で活用できる法則でもありますが、アレンジしていくことでより効果的になると考えられているのです。
そのため、「PASONAの法則」自体の基本を大切にしながら、オリジナリティを盛り込んでいくことがこれからのマーケティングにおける課題だと言えるでしょう。
神田昌典氏のおすすめ書籍

人間学×マーケティング
『人間学×マーケティング』は、会社を発展させていくために必要なヒントが詰まっている経営者であればぜひ読んでおきたい1冊です。
いろいろな事例を交えて生き残れっていく会社になるためにはどうすべきなのかを説明しています。
これからの時代は、IoTが普及していき、AIが最先端で活躍する時代が来ると考えられており、時代の変化に対応するためのヒントを得たい人にもおすすめの1冊です。
仕事の教科書
『仕事の教科書』は、経営コンサルタントを務めている人物が持つ叡智を詰め込んだ1冊です。
達成力や分析力、提案力、解決力など、仕事ができりビジネスマンが身に付けた基本が全てあるといっても過言ではありません。
自分を知るための方法やコミュニケーションをより円滑に進めるための方法、プレゼンテーションでビジネスを飛躍させるための方法、理想的なリーダーのなるための方法なども『仕事の教科書』を読むことによって学べます。
伝説のコピーライティング実践バイブル
『伝説のコピーライティング実践バイブル』は、多くの成功を収めてきた神田昌典氏を成功へと導いてきた事例を紹介している書籍です。
まるで魔術のような実績を残してきた神田昌典氏のことを知りたいのであれば、ぜひ手に取りたい1冊だと言えます。
コピーライティングに関するメソッドを学びたい人にもぜひ読んでいただきたい1冊です。
まとめ
神田昌典氏は、経営者の中で熱狂的な人気を誇った経営コンサルタントです。
多くのクライアントを抱えていることから、コンサルタントの中でもカリスマ的存在として名前を知られています。
アルマ・クリエイション株式会社の代表取締役と一般社団法人リードフォーアクションの代表理事を務めているだけではなく、次世代マーケティング実践協会の創設者でもあるため、かなり実力のある人物だと分かるでしょう。
『人間学×マーケティング』や『仕事の教科書』、『伝説のコピーライティング実践バイブル』を読んでみると、神田昌典氏の考え方をより身近なものとして感じられるので、興味がある人はぜひ読んでみてください。