消費者の意識を商品に向けさせるには?カラーバス効果を活用する際のポイント

消費者の意識を自社商品やサービスに向けるのは決して簡単なことではありません。

そんな中で、カラーバス効果は潜在意識に働きかける心理テクニックです。

特定のものを意識すると関連する情報が目に留まりやすくなるという心理効果でもあります。
意識や特定のポイントに目を向けたカラーバス効果を上手く活用できれば、消費者を惹き付けられるでしょう。

では、ビジネスにおいてカラーバス効果を活用するにはどうすれば良いのでしょうか?

今回は、カラーバス効果が持つ意味や活用方法、活用シーンなどをご紹介します。

商品やサービスの認知度をアップさせたい、カラーバス効果の活用方法が知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

カラーバス効果の特徴

選択的注意の一種・カラーバス効果とは?

カラーバス効果は、人々の潜在意識に目を向け意識改革する心理効果を言います。

例えば、赤い色が好きな方の場合、買い物をする時には自然と赤い色の洋服やアクセサリーなどが目に入るのではないでしょうか?

好きな色を意識して買い物するのは、カラーバス効果の心理現象の1つです。

色だけでなく、好きなもの・好きなことなどは人々の頭の中に意識付けされていると言われています。

だからこそ、パッと見た景色や店内の中で優先して目に留まりやすいのです。

カラーバス効果を上手く活用すると、人々の潜在意識に働きかけることができるので、ビジネスには取り入れたい心理効果だと言えます。

カラーバス効果のお試し方法

実際にカラーバス効果を試す方法があります。

まず、目の前に広がる景色を見て何が気になったかを3つ覚えましょう。

覚えたら1分程目を閉じて何があったかを考えます。

続いて、同じ景色の中に赤い色のものがあったかどうかを思い出してもう1度眺めてみるのです。

赤い色のものと意識しながら景色を見たことで、赤いものが瞬時に目に入ってくるようになります。

何も意識せず景色を眺めた時と『赤い色のもの』と特定して意識しながら眺めた時では、気付けなかった部分も出てくるのではないでしょうか?

頭の中で意識した内容が優先的に目に入ってくるのは、カラーバス効果になります。

カラーバス効果は恋愛や占い、仕事にも活用できる

カラーバス効果は、恋愛・占い・仕事など様々な場において活用できると言われています。

例えば、恋人に求める条件はその方によって大きく違うはずです。

しかし、条件を厳しくし過ぎるあまり素敵な相手に巡り合えないと悩む方もいるのではないでしょうか?
出会いがないと悩んでいるなら、年収・学歴・性格・顔などの条件について、意識する部分を変えてみましょう。

占いにおいては性格診断結果を意識して、占い結果と同じような自分に近付こうとする方もたくさんいます。

仕事で結果を求める方も多いですが、結果は契約数や集客数、また売上なのかによっても大きく異なるため、目標を持つことが大切です。

目標を持たなければ何を達成すべきなのか明確にできず、様々な情報に右往左往してしまいます。

カラーバス効果は、人々の暮らしのあらゆる場に活用できる心理効果なのです。

カラーバス効果と似ている心理テクニック

カクテルパーティー効果

カクテルパーティー効果は心理学の1つで、カラーバス効果と似た特徴を持ちます。

カクテルパーティー効果は、意識したものや情報を聴覚に働きかけるものです。

例えば、何気なくテレビを付けている時に画面を見ていなかったとしても、好きなタレントの名前を耳にした途端、敏感になった経験はありませんか?

自分の好きなもの・好きなことを耳で捉え、情報を入手しようとする行動は、カクテルパーティー効果の1つなのです。

引き寄せの法則

引き寄せの法則は、正しいか間違っているかに関わらず、人間の脳を洗脳して成功に導こうとすることを言います。

なりたい自分をイメージして望む方向へ進もうとするため、潜在意識をコントロールするカラーバス効果とよく似ているでしょう。

様々なシーンで活用できるカラーバス効果

情報を比較したい時

ビジネスでは、様々な情報が正しいか間違っているかを判断していく必要があります。

人々は自分が願っている情報に捉われがちですが、目を向けるべきは結果だけでなく、リスクがないかどうかという点も重要です。

最善の選択をするには、自分の意識が特定したものになっていないか確認するようにしましょう。

新しいアイディアを生み出したい時

新しい商品やサービスを生み出そうとした場合、まずはどんな商品・サービスを考えたいのかを漠然と考えます。

プライベートな時間も含め、常時忘れないようにすることで「あったらいいのに」に気付けるようになるのです。

苦手な相手と上手に付き合いたい時

人間関係は複雑なもので、ビジネスシーンでは苦手な相手だからと言って関わらずにいることはできません。

プライベートでも同様で、苦手だと思い込めばさらに嫌な情報に目が向きやすくなります。

しかし、意識的に良い面に目を向けてみるとどうでしょう?

苦手と思っていた相手であっても、思わぬところで良い面が見られたり、上手に付き合っていくヒントが隠されていたりすることがあります。

良い面を探そうと意識すれば、自然と良好な関係を築けるようになるでしょう。

マーケティング戦略でユーザーのPV数・購入数を高めたい時

消費者な何を望んでいるのか、またニーズは何かを追求すると潜在意識に働きかけて商品・サービスを認知させられるでしょう。

消費者を惹き付けるために、カラーバス効果を意識したHPのPV数やキャンペーン等を検討すると効果的です。

カラーバス効果における注意すべきポイント

ネガティブな情報を取り入れない

カラーバス効果は上手く活用できればビジネスはもちろん様々な場面で効果を発揮しますが、ネガティブな方向に意識が向かないよう注意しなければなりません。

1度悪い方向に意識が向いてしまうと、結果的に行動面で影響が表れてしまう可能性があるためです。

カラーバス効果を活用するなら、できるだけポジティブな情報を取り入れるようにしましょう。

強い主観・激しい思い込みをなくす

情報を入手する中で強い思い込みや仮説ばかりにこだわってしまうと、カラーバス効果も逆効果になってしまいます。

「素晴らしいのは〇〇だけ」「〇〇以外は効果がない」などと言った意見はあらゆる場で目にできますが、こうした意見を鵜呑みにすることも危険です。

強い主観や激しい思い込みを持つと、自分の意見に否定的な方の意見が目に入らなくなってしまうので十分注意しましょう。

まとめ

今回は、ビジネスで取り入れたいカラーバス効果について取り上げてきました。

誰にでもある潜在意識に働きかけることは、ビジネスにおいて大きな効果を発揮します。

人々は、自分自身が思っている以上に無意識や潜在意識に動かされているためです。

日常生活でもカラーバス効果を活用できるシーンは数多くあります。

商品やサービスを認知させる目的として、また新たなアイディアやマーケティング戦略としてカラーバス効果を取り入れてみてはいかがでしょうか?